SUPER SUPER OFFICE
INTERIOR DESIGN
CONCEPT
SUPER SUPER Inc. のオフィスデザイン。通りに面した立地を生かし、会社の顔を作ることを意識して設計しました。絵画や観葉植物、打ち合わせの風景など、通常では内側に隠してしまうものを通りから見えるように設計し、外に情報発信する街に開かれたオフィスを生み出しました。
2018.09.01
INTERIOR DESIGNER | YUYA SHIMIZU (SUPER SUPER Inc.)
CONTRACTOR | HIROTO OHTA (MUTUKI KOGE Inc.)
METAL WORKS | AIZENSTUDIO Inc.
FURNITURE MAKER | HAKORI Inc.
GREEN COORDINATOR | GREENBOMB
PHOTOGRAPHER | TAIKI MORITA
CONTRACTOR | HIROTO OHTA (MUTUKI KOGE Inc.)
METAL WORKS | AIZENSTUDIO Inc.
FURNITURE MAKER | HAKORI Inc.
GREEN COORDINATOR | GREENBOMB
PHOTOGRAPHER | TAIKI MORITA
街に開かれたオフィスとはいえ、クライアントの機密情報を扱う空間なのでプライバシーの確保も必要になります。そこでガラスサッシの内側にモルタルの壁を構成。高さに変化をつけることで、生垣や植栽のようなリズムが生まれ、見え過ぎず、見せ過ぎないパーティションとなりました。
また、モルタルの壁はワンルームの空間をギャラリー+ミーティングスペースと、ワークスペースを二分しながら、ミーティングスペースのベンチ席とギャラリーとしての壁、ワークスペースのカウンターと3つの役割を与えた。その役割を全うする彫刻的な形状は、オフィスの最大の特徴となっています。
内部空間は多彩な色を使用するデザインを行う空間なので、白色塗装を施すのみのシンプルな空間としました。壁や建具、デスクなどの什器は、モルタルやアルミ、ラワン合板など、本来は構造体や下地に使用される素材を実験的に無垢な状態で制作しています。その実験的なデザインは、良くも悪くも新しい発見を与えてくれます。特徴的な壁面収納にはアルミ板を使用。ファザード以外に開口のない閉じた空間に、自然光が柔らかく反射しながら内部へと差し込み、時間帯によって表情を変えます。
TEXT BY
YUYA SHIMIZU
自社オフィスということもあり、日々様々な発見を与えてくれるオフィスになった。実験的に使った素材は経年劣化の具合をみるのに最適でこれは他の人にも伝えたい、これはお客様には提案できないなど、ある種期待通りの結果になった。
運用面でも面白いことがあった、始めは防犯のために夜も道路側のライトをつけたままにしていたのだが、街の人から「通りが夜も明るいからオフィスの前を通るようになった」という話もをもらったときに、当初狙った形以外でも街に開かれたオフィスになったことを実感した。
2018.09.01
INTERIOR DESIGNER | YUYA SHIMIZU (SUPER SUPER Inc.)
CONTRACTOR | HIROTO OHTA (MUTUKI KOGE Inc.)
METAL WORKS | AIZENSTUDIO Inc.
FURNITURE MAKER | HAKORI Inc.
GREEN COORDINATOR | GREENBOMB
PHOTOGRAPHER | TAIKI MORITA
CONTRACTOR | HIROTO OHTA (MUTUKI KOGE Inc.)
METAL WORKS | AIZENSTUDIO Inc.
FURNITURE MAKER | HAKORI Inc.
GREEN COORDINATOR | GREENBOMB
PHOTOGRAPHER | TAIKI MORITA